SLXのシフトレバーでドロッパーシートポストを操作する

 ウチのMTBには、トレールの下りでサドルの高さを下げられる、ドロッパーシートポストが装備されています。操作はワイヤーを通じて手元でするのですが、右手はリアの変速で忙しいので、サスペンションの調整と一緒に左手で行なうことになります。しかし、KS (Kind Shock) の純正レバーは、カーボン製で非常に軽量なものの、不意に指に当たらない位置決めやワイヤーの取り回しなどに、少々難がありました。

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 一方、ウチのMTBでは、フロントの変速を廃止してシングルで運用しています。なので、そもそも最優先で配置されるフロントシフトレバー及びその操作のためのスペースが空いている。そこで、フロントシフトレバーそのものを、ドロッパーシートポストのレバーとして使ってみることにしました。

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NAHBS 2014, RazikとHolland

 NAHBS 2014、ちょっと変わった構造のフレームもご紹介しましょう。

 Razik(ラジーク)というブランド、このブランド自体は私は初めて知りましたが、同様のフレームには見覚えがあります。5年ほど前に、Delta7(デルタセブン)というブランドがあり、同じようにメインパイプに三角格子構造のIsoTruss®(アイソトラス)という技術を使用したフレームを作っていました。日本でもフタバ商店が代理店となり、サイクルモードでも展示されて大きな話題となりました。現在でもメーカーは存続しているようですが、まだ日本に入ってきているのでしょうか? 初期にはパイプの接着に問題があったという話も聞きましたが。

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NAHBS 2014, Independent FabricationとAppleman、そしてちょっとだけ全体の感想

 NAHBS 2014、フルカーボンフレームビルダーはまだまだいます。

 まずは、ハンドメイドフレーム工房の中ではかなり大手と言えるIndependent Fabrication(インディペンデント・ファブリケーション)、通称IF(アイエフ)。日本では、野辺山の八ヶ岳バイシクルスタジオが代理店となっています。シクロクロスにも強いビルダーで、今回もこのような美しいバイクが展示されていました。

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NAHBS 2014, L’EcuとVelo ZepherとBME Design

 NAHBS 2014、次は、今年初めて出展したビルダーから。

 NAHBSでは通常のブースの他に、新進気鋭のフレームビルダーの為に、1台の自転車のみ展示できる小さくてエコノミーなブースがあります。

 まずはL’Ecu、自転車の街オレゴン州ポートランドに本拠地を構えた新しいフレームビルダーです。今回出展しているバイクはまだ作り始めて5台目なのだとか。

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NAHBS 2014, ArgonautとCalfee

 2014年北米ハンドメイドショー、通称NAHBS 2014に来ています。

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 全体的なことは後日書くとして、まず先に、私はどうしてもフルカーボンのフレームに惹かれてしまうので、それらを個別に。

 去年のNAHBSで初登場したArgonaut(アルゴノート)、基本デザインは変わらないのですが、今年はディスクブレーキ対応のフレームを出していました。

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