ウチのMTBには、トレールの下りでサドルの高さを下げられる、ドロッパーシートポストが装備されています。操作はワイヤーを通じて手元でするのですが、右手はリアの変速で忙しいので、サスペンションの調整と一緒に左手で行なうことになります。しかし、KS (Kind Shock) の純正レバーは、カーボン製で非常に軽量なものの、不意に指に当たらない位置決めやワイヤーの取り回しなどに、少々難がありました。
一方、ウチのMTBでは、フロントの変速を廃止してシングルで運用しています。なので、そもそも最優先で配置されるフロントシフトレバー及びその操作のためのスペースが空いている。そこで、フロントシフトレバーそのものを、ドロッパーシートポストのレバーとして使ってみることにしました。