NAHBS 2014、次は、今年初めて出展したビルダーから。
NAHBSでは通常のブースの他に、新進気鋭のフレームビルダーの為に、1台の自転車のみ展示できる小さくてエコノミーなブースがあります。
まずはL’Ecu、自転車の街オレゴン州ポートランドに本拠地を構えた新しいフレームビルダーです。今回出展しているバイクはまだ作り始めて5台目なのだとか。
独立してカーボンフレームを作り始めたのが1年半前。友人にカーボンフレームの扱いを学び、独自に(どこかの工房に所属することなく)フレーム作りを始めたのだそうな。それにしては非常に綺麗に整っていますね。
基本価格は、通常のシートポスト仕様のフレームおよびBBとヘッドセット、Enveのフォークで$4,000-ほど。今日もう少し詳しくお話を伺いたいですね。
お次はうって変わってハンドメイド感あふれるトラックフレームを展示しているVelo Zephyr.コロラド州ボールダーからやってきました。
このISPはショー用とのことで、通常はレギュラーシートポスト。重量は約16ポンド(7.2kg)で、かなり剛性に重点を置いたつくりになっているそうな。フレームおよびフォークの基本価格は$5,500-
そして、こちらは通常にブースに展示されていたのですが、遠く東欧のスロバキアからやってきたBME Design.創業は2001年、3人のビルダーがいて、今まで100台ほど作ってきたとか。今回はかなり意欲的なモデルを展示していました。
こう見えてもフルカーボン、すべてのパイプが角断面になっています。かなりカッコイイ。ハンドルもフォークも独自に作っています。さらにクランクもアルミ製なものの、フレームに合わせた角形状の特注品。
お値段はこの完成車仕様で$4,800-。かなりリーズナブルに思えます。スロバキアには行ったことがありませんが、一度製造風景を見てみたいですね。
そして、メインパイプに竹を使用したモデルもあります。こちらも竹パイプ自体は中国産ですが、接合はスロバキアで行なっているんだそうな。リムもなんと竹製。そして価格はこの完成車仕様で$3,200-。他にもメインパイプにチタンやカーボンを使用したモデルも展示されていました。
Thanks for covering the show! I hope I got a chance to meet you, it looks like I wasn’t around when you were shooting pictures. Send me an email if I can answer any questions you might have!
Devin from L’Ecu Bicycles