スピードプレイのゼロペダルが、使用距離10,000kmを超えて、やつれてきたので交換しました。
私は、ロード用の靴を4穴のスピードプレイ専用ソールで揃えるほどのスピードプレイ好きなので、新しいものもスピードプレイです。ただし、以前のものはスピンドルを1/4インチ長いチタン製のものにしているので、それのみ継続して使います。Dorman Cycleryというところで買えます。
交換作業は適切な工具さえあれば簡単です。クランク及び自転車本体にペダルを固定した方が作業がやり易いと思います。
まず#1のプラスドライバーでダストキャップのねじを外します。このねじはダストキャップを抑えているわけではありません。ただグリスを入れる穴を塞いでいるだけです。次に、ダストキャップを先の尖ったもので外します。
すると、T20のトルクスボルトの頭が見えるので、これを外します。緩み止めが塗られているのでL字レンチだと非常にやりにくいと思います。ハンダごてで温めなければ外れないほど固くはありません。
こんな感じのT字レンチがあると便利。パークツールのY字レンチにT20があれば一番良いんですが。
ボルトを外すとポンとペダル本体が取れます。あとはスピンドルをクランクから外して交換し、逆の手順で取り付けるだけ。
ついでにグリスを補充します。グリスガンはAZのチッコイグリースガン。 これにカンパニョーロのチューブグリスを合わせます。シマノの最近のタイプのプレミアムグリスでも可。
グリス注入のコツは、ピストンをゆっくり押し、ゆっくり引くこと。あんまり速く動かすと、スカスカ空気が入るだけです。
以上、スピードプレイのペダルについてでした。